パンダのタウランガといえばパイ。の巻

  4月26日 こんにちは。ニュージーもサマータイムが終わり、徐々に秋の空気が感じられるようになりました。とはいえ、まだまだノースリーブで過ごしているパンダです(・ω・)ノ ニュージーランドは4月にイースターホリデーというクリスマスに次ぐ大事な連休があり、キウィ(ニュージーランド人)はこぞって旅行に出掛けたりします☆パンダは当初は家で変わらない休日を過ごす予定だったのですが、大人の都合で急遽、一泊二日でタウランガに向かうことになりました! タウランガ・・・ オークランドシティから車で約2時間30分。ニュージーランド北島の北東部にある都市。温暖な気候と美しい自然からリゾート地、保養地としても知られる。有名な山としてマウンガヌイ山がタウランガ市内から海を隔てたすぐの場所にある。 「タウランガ」とはマオリ語で「カヌーの停泊場所」を意味し、マオリ人が最初にニュージーランドにカヌーを接岸した場所とされる。 (ウィキ参照) すごく静かな都市で、音楽の爆音や人の叫び声などは聞こえません(笑)(←最近オークランドシティの治安悪すぎて気ぃ狂いそう。) 聞くところによるとタウランガはグレーシティと呼ばれ高齢者の人口が一番多く、老後をゆっくり過ごすには最適なところなんだとか。若者には退屈で仕方ないようですが、私はこういうところで心穏やかに自給自足の生活も悪くないなぁと思いました( *´艸`) 家で菜園が出来るほか、道にふつうに栗が落ちており自由に拾えるそうです!栗好きにはたまらん!!!お土産に自家製くだものと野生の栗いただきました☆ 時間も短く、帰りに渋滞に捕まってしまうため、最後にタウランガで有名なパイ屋さんだけ行きました(/・ω・)/ 695, Tauriko, Tauranga 3171 毎日開店しており、イースターホリデーもばっちり開いていました(笑) 私たちが行ったあと、めちゃくちゃ人が来ました!すごい人気!! パイの種類がめちゃくちゃあります! ショーケースにびっちり入っています。持ち帰りにする方が多いのか、すでに袋に入れて販売してくれています。1つ1つパイの味も袋に印刷されているので間違えも防止できそう!パンダも持ち帰りにして車でいただきます☆ 数ある賞を取っています! 美味しいと聞いていたガーリックシュリンプから。 手に収まるサイズで無駄に大きくなく、片手で食べやすいです

そんなばかな、そんなさかな。の巻

 8月28日


こんにちは。

天気が良く、なんだか夏の香りを感じ始めたパンダです。


最近Youtubeを見ることが生活の一部になっており、その中で歴史物を見るのにハマっています( *´艸`)


そんなわけで今回は歴女パンダによる、「日本人と魚の歴史」についてちょっとシェアしたいと思います。


なぜ魚?


それは私がニュージーに来て、ここでは圧倒的に魚を食べる機会が少ない!と感じたことが始まりです。それからきつねさんといっしょに食事する中で、韓国きつねよりも日本パンダのほうが、魚にかける思いがアツいことに気づいたのも調べるきっかけになりました。

もちろんニュージーでもフィッシュマーケットやスーパーに行けば、サーモンを始め、鯛や鱈、貝類などが売られています。

しかし日本に比べてめちゃくちゃ高く、気軽に毎日食べられるものでもありません。しかも刺身などはフィッシュマーケットに行く必要があり、(スーパーでも新鮮な魚を扱っているところはあります)自分である程度捌くか、カットしなければいけません。

ちなみにパンダはむかし、いか飯を作りたくてフィッシュマーケットでイカを購入し、そこの従業員さんに足と胴体の二分割とハラワタを出して洗ってもらえるよう頼み、そして見事に解体されました(笑) 後でちゃんと二分割していただき、解体されたイカもサービスでいただきました(/・ω・)/ 

ここから見ても魚介類の調理方法がニュージーランド(というか他の国)と比べても日本はたくさんあるし(刺身のほか、つくだにや煎餅とか)、のりやわかめ、だし(カツオや昆布、いりこ)を含めると食べない日はないのではないかと思うほどです。


では、なぜ同じような島国で、魚もよく獲れる(サーモンなんか美味しさ抜群!)ニュージーランドと比べて、日本人の魚へのパッションと食への意識が高いのでしょう?


☆日本人と魚の深い関係~


それは538年にまでさかのぼります。この頃日本に渡来人による仏教が伝来します。仏教には動物の殺生を禁ずる教えがあります。これにより天武天皇から獣肉食の禁止が言い渡されます。実際全ての肉を禁止されていたわけではないので、四つ足ではない鶏肉などは九州ではまだ食べられていたようです。しかし、一般的には肉を食べる風潮がないため、必要なタンパク質は魚でとろう!となりました。京都や奈良などの海から離れた場所では、干物や塩漬けの方法がとられ、京都で有名な鱧料理も他の魚に比べて腐りにくい魚だったからです。


鎌倉時代の生活を記した「家中竹馬記」には ‘‘肉は魚が一番。鳥はその次。魚の中でも川魚が一番。海の魚は下。魚の中では鯉が一番。スズキがそれに次ぐ‘‘ と書かれています。

確かに川魚である鮎も‘‘香魚‘‘と謳われるほど臭みがなく、焼くだけでめちゃくちゃ美味しい印象があります。


そして江戸時代前期、第5代将軍徳川綱吉によって制定された「生類憐みの令」!これにより、ますます日本人の肉離れが加速します。


そしてそして明治!文明開化とともに牛肉を食べるのがナウさの象徴になっていき、すき焼き(当時は牛鍋)が流行しました。まぁ、それでも血抜きの技術がまだ不完全であり、臭みが強かったため、この頃はまだ魚が庶民には強く定着していたんですけどね。



と、いう歴史から日本人の根深い魚食の歴史は約1500年間もあったのです!!渡来人が来る以前からもふつうに肉と合わせて魚や貝、食べてましたし。そりゃぁ遺伝子レベルで魚を求めるわけですわ(笑)

よく海外に日本人が持って行くものとして、醤油、味噌が挙げられます。しかしパンダはダシです。かつおだし、昆布だし、いりこだし(`・ω・´) ニュージーにいるとこれらが本当によく食べたくなります。


長い語りをさせていただきましたが、私個人として、魚食には四つ足の動物を食するのを好まないという仏教的背景が、なんだかキリスト教と似ているなぁと、調べていて面白かったです。


以上、パンダの歴史解説でした。


Stay home, be patient♡

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