3月1日
こんにちは。

相変わらずYouTubeばかり見ているパンダです。
画面をずっと見ていることから寝つきが悪くなり、視力も元々悪いのに更に悪くなったような気がするので、寝る前は読書に切り替えました。といっても、図書館はワクチンパスポートがないと入れないし、電子図書だと意味がないので、きつね図書できつねさんおすすめの本を2冊選んでもらいました(/・ω・)/ かねがね苦手だった英語のリーディングもこの機会にチャレンジしようと思い、日本語と英語の本たちです☆
ぶっちゃけ「Heaven」は、医者の奇跡体験を踏まえたクリスチャン図書で、専門用語バリバリでくじけそうになりますが、毎日読んでいると内容理解も早くなり鍛えられています(笑)
「世界から猫が消えたなら」は映画化した関係で、むかしCMで見たことはあったのですが、詳しい内容はわからなったので、この機会に読むことが出来て良かったです☆活字なのに頭で映画のように流れてくる不思議な感覚の書き方で、本が苦手な人でも楽しめると思います(^^)
さて、最近のニュージーランドですが、例に漏れずオミクロンが猛威をふるっており、今日はとうとう2万人を叩き出しました。そして私のまわりでも感染したという報告をちょくしちょく聞くようになってきました。
ワクチンパスは相変わらずまだ導入されており、政府の発表ではこの波が落ち着けば撤廃を考えるそうです。義務化については、警察官と消防士の義務化が撤廃されました!医者はまだです(笑)
これまでワクチンの義務化やワクチンパスに集中していたパンダですが、ここ数日はウクライナ侵攻のニュースに心を痛めています。と同時にリーダーの本質についても考えるきっかけになりました。
ユーチューブをたくさん見ている関係で、国の歴史や人物を学ぶ機会があり、ロシアとウクライナの歴史も色々な動画や記事で拝見しました。深堀りすると、もっと見えてくる世界があるので、もし教科書でしか知らない方は検索してみるとおもしろいです。そしてお互いのリーダー、プーチン大統領とゼレンスキー大統領の背景も合わせて見ていくと、すごく興味深いですよ☆
今回は、この戦争で初めて知ったゼレンスキー大統領という人物から学んだリーダー像について語らせてもらいます。
パンダのゼレンスキー大統領の第一印象は若!!でした(笑) ちなみにちゃんと見たのはロシアが宣戦布告をする3日前くらいでした。調べてみると44歳で、私と変わらんやん!でした。
カリスマ性は見えたものの、大国ロシアを前にしたら、無条件降伏か国外逃亡しかないんだろうなぁと、おそらく大多数が思っていたことをパンダも思っていました。
大統領といえど仕事ですし、自分の命をかけるくらいなら、国民も自分も死なない方法を取るのが賢明でしょう。
しかし、彼は誰も助けてくれない中、ウクライナ軍だけで必死にウクライナを守ることを選びました。今まで見てきた歴史のリーダーたちは自分たちが危なくなると、国外亡命か、国内でも安全地帯で高みの見物を決め込んでいる人たちが多かったように思います。
しかし、ゼレンスキー大統領はボロボロの私服で首都に留まり、フェイクニュースに国民が心を惑わされないように、1日に数回の投稿をするようにしています。自分が殺されるかもしれないプレッシャーとストレス、公務の中で国民のことを考えて動くことは、並大抵の人に出来ることではないと思います。
ここで彼の背景を見てみましょう。
彼は元々法学部を卒業しておきながら、その道には行かず、コメディアンから俳優の道に行きました。そして、2019年に大統領になりました。俳優からの転身なので人気から支持率も高かったようですが、半面、政治を知らない民間出身ということで、リーダーとしての素質に疑いも持たれていました。さらに彼は、ウクライナ東部出身(親ロシア地域)であったためロシア語が母国語で、元々ウクライナ語は苦手だったので、ロシア語しか話せなかったみたいです。そのため大統領になってからウクライナ語を猛勉強し習得したそうです。彼の政策は主に公正で自由主義的な社会を目指すことで、「反汚職」などを掲げています。
そして彼には妻と2人の子どもがいます。
彼らはポーランドに避難しているという話もありますが、明確なことはわからないそうです。家族がいるなら、なおさら誰に後ろ指を指されても逃げるか降伏して、生きたいんじゃないかなと思います。
もちろん、生への希望はあると思いますが、生への執着が彼にはないんじゃないかなと感じました。
それは彼の出自からも伺えます。
ゼレンスキー大統領はもともとユダヤ系ウクライナ人であり、彼の祖父と祖父の兄弟はホロコーストで虐殺されました。そんなバックグラウンドを持った彼なので、愛国心と国民を家族のように感じている(ユダヤ人は歴史的背景からそういう国民性があるみたいです)のかなと思いました。同時に死をも厭わない覚悟も、現代の若者に比べられないほどあるように見受けられました。
また、最初EUにもNATOにも加盟していないことから、直接的な援助がどの国からもされず、形ばかりの経済制裁が少しあったくらいでした。それなのに、ゼレンスキー大統領はSNSで必ず感謝の言葉を都度、述べていました。そこからも彼の謙虚さが見られます。
彼はただ愛するウクライナが守られ、国民や家族が自由に生きることの出来る、民主主義の独立国になるために戦っています。その誠意ある本気度から国民の心が動き、形ばかりの援助しか考えていなかった諸外国をも動かしたのだと思います。そんな彼は、攻撃をしてくるロシア軍に対しても、自分の命を無駄にしないよう撤退するよう訴えています。
もし私が彼の立場だったら初番で、このタイミングに大統領であることを悔い、誰も助けてくれないことに、不満とストレスを貯めるだけで終わってしまうかもしれません。家族とも離れたくないと思うし、誰かのことを思いやっている余裕なんてありません。それでも彼は心を尽くし自分が出来る精一杯のことを瞬間、瞬間、でやっています。
この彼の一連の行動から、真のリーダーとは自分の国と国民を自分から愛することなんだなぁと感じました。もちろん知恵やリーダーシップも必要ですが。そして何より謙虚で潔白であろうとすること!
今回はゼレンスキー大統領から「真のリーダーとは?を考えてみました。
この戦争に関わっている1人1人のことを考えると胸が締め付けられる思いです。一刻も早くウクライナが解放され、第三次世界大戦にならないことを強く祈ります。
A leader is a dealer in hope.
Those who are the greatest among you should take the lowest rank, and the leader should be like a servant.
I am the good shepherd. The good shepherd lays down his life for the sheep.
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